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【2020年新卒】選考インターンの活動レポート

2019.02.01


先日、1/20(木)-22(土)の3日間で選考インターンを行いました。

–選考インターンとは–

選考インターンでは、実際にパーツワンの現場で働く具体的なイメージを持てるようなプログラムを用意しています。 どんな考え方で仕事に取り組んでいくのか、社内外の人たちとどのようにコミュニケーションを図って仕事を進めていくのかを理解し、入社してからお互いに齟齬が起きないようにするためです。

3日間で皆さんの考えが深まるように、インプットだけでなくアウトプットを重視し、議論を交わす機会を多く設けています。

1日目:ディスカッションミーティング、マーケティング講座(基礎編)

2日目:ディスカッションミーティング、マーケティング講座(ケーススタディ編)

3日目:マーケティング講座(業界編)、課題プレゼンの発表

この他に1分間スピーチやシェアタイムなど、社内全体に自分の考えを発信する機会が多数あります。 (1分間スピーチとは、例えば”最近の経済ニュースから学んだこと”などの与えられたテーマに対して、その場で自分の考えをまとめて1分程度で話すことです。)

–各プログラムの内容–

例えば1日目のディスカッションミーティングでは2チームに分かれ、アルコール飲料市場におけるワインの需要減とチューハイの需要増について、メーカーの利益を確保するためにどうすればいいか議論を交わしました。 (資料は上の写真を参照してください。)

まずは本格的に議論を始める前に、メンバーが共通認識を持つために言葉の定義を行っていきます。同じ言葉でもメンバー間で捉え方が異なっていると、議論の方向性もずれてしまう可能性があるからです。ひとくちにアルコール飲料とまとめるのではなく、ビールやウィスキー、ワイン、チューハイ、リキュール、梅酒、日本酒、焼酎と細かく分類し、それぞれの市場規模、飲用シーンの違い、メリットやデメリット、利益の優位性、ターゲットなどについて、SWOT分析を通じて全体の整理をしていきます。(内容によってはMECEやフェルミ推定も活用します。)

全員の認識が統一されたら、実際に問題を解決するために議論を進めていきます。パーツワンが議論において大事にしていることは、メンバーが持っているのとは逆の視点からの意見を出すことです。全員が同じ視点から賛成意見ばかり出すのではなく、あえて批判的な視点から反対意見を出すことで、現実性を持った議論をすることができます。

このときに気をつけるのは、意見や結論に再現性を持たせることです。再現性とは同じ事象が繰り返し生じることを指しますが、パーツワンでは日によって結論が変わるような再現性のない議論ではなく、何度やっても同じ結論に至るような再現性のある議論が求められます。そのためには、結論に至った根拠となるニーズや要素が明確であり、他人に説明できるレベルまで議論や理解を深める必要があります。

以上のように、与えられた情報からそれぞれの価値観を自由にアウトプットする「発散」と、それらをテーマに沿って取捨選択し問題の解決に向かっていく「収束」をチームで行い、短い時間の中で結論に向けて話を導いていきます。

今回の選考インターン生も、思いついた自分の視点や意見をどんどん出していく「発散」の段階ではあまり苦労せず議論できていました。しかし、それらを結論へとまとめていく「収束」の場面では、整合性や論理性の伴った「再現性」のある結論を導くのに多くの選考インターン生が苦戦していました。 今回の議題に関しても、普段は消費者として親しみのある内容ですが、「供給する側のメーカー視点で考えた時に、全体を俯瞰する考え方の難しさを痛感した」と選考インターン生から意見が上がってきました。 限られた時間の中でメンバーそれぞれが自分の役割を認識し議論を活性化させていくので、ディスカッションの当事者として意見を出し、出た情報をまとめる能力が養われます。

また、1,2日目に行ったマーケティング講座では参加者から「消費者視点だけを考えるのではなく、仕掛ける側の視点を持つことが重要だと分かりました。」との声が上がりました。人口構成ピラミッドや消費するタイミング、店舗の立地など幅広い視点で考えることが重要です。

そして、最終日のプレゼンでは、問いのテーマに対する前提条件や結論に結び付ける論理性のある構成や根拠など、これまで培った考えをまとめ、伝える力が試されます。いわば3日間の集大成です。 代表の長倉含め、社員に向けて発表してフィードバックを行います。

–発見から行動にしよう–

パーツワンでは中途採用を一切行っていません。私たちは初めからスキルを持っているメンバーではなく、ともに成長していけるような素養を持ったメンバーと働きたいと考えているからです。 今回の選考インターンでも参加者それぞれが多くのことに気付けましたが、気付くだけでは成長に繋がりません。まずは自分の気付いた課題や問題点を理解し受け容れます。自分に課題があることから目を背けるのではなく、しっかりと現状を受け容れるのが私たちの考える”素直さ”です。 自分の問題点を理解し受け容れたら、実際に問題を解決するための行動を起こします。何もしないのであれば理解できていないのと同じです。エネルギーを使ってアクションを起こすことが大切です。 実際にアクションを起こすことができても、三日で元に戻ってしまっては意味がありませんね。二度と同じ失敗をしないように、問題解決に向けて解決することを習慣づける必要があります。

以上のような”受容→行動→習慣化”ができるのが、私たちの考える成長できる素養です。これには社会人経験の有無は関係ありません。その人の性格が成長できるかどうかを決定づけます。

他人に改善してもらうのではなく、自分で気付き改善していく意識で取り組んでみましょう。

【会社説明会の日程】

・2019/2/6(水) 18:30~

・2019/2/18(月) 18:00~

【選考インターンの日程】

・2019/2/20(水)-22(金) 08:00~12:00 3日間参加型

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