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【パーツワン内定者より】私の「ひねくれ就活物語」~前編~

2020.08.19


 
「岡本君は正直なだけじゃなく、もっと魅せ方を考えた方がいいよ。」
 
「とてもいい人だと思うんだけれど、本音が見えないかな。」
 
これは私が就活をしていた時に言われた言葉です。どっちやねんってなりますよね。就活では良くも悪くも評価で一喜一憂し、疲弊してしまう人も多いのです。人の評価は人それぞれなのに、さっき会ったばかりの人事の言葉を大事に捉えてしまいます。
 
そもそも、本当の気持ちや本当にしたいことって自分ですら把握することが難しいと思いませんか?自己分析でも感じるのではないでしょうか。自分のやりたいことは正直変化していくものだと思います。
 
そんな中でも一つに絞らなければならない時、何を基準にしますか?
 
私の場合は「納得できる」いや、「納得する覚悟を決める」といってもいいのかもしれません。そんなことを大切にしました。自分がその時に納得して下した決断は振り返っても納得できるのではないでしょうか。一番信じていたいのは自分自身ですものね。
 
皆さん初めまして。パーツワン内定者の岡本です。本日は私の就活全体を振り返りながら、「なぜパーツワンに入社することを決めたのか」をお伝えします。パーツワンという企業を知りたい方や、私の「ひねくれ就活物語」を聞いてみたい方に届くと幸いです。
 
 

就活スタート…

3年生の夏、いつも通りのんびり過ごそうと思っていましたが、ネットで「就職活動は夏から!」という人生で何度も聞く「夏は天王山」テンプレートを見て、出たよ…と思いながらも、ゆっくりできないじゃん…と素直に思ったのを覚えています。毎回テンプレを聞いてちゃんと毎回焦ろうと試みるところが私の美点ですね。
 
私はまず就職をするか否かで迷いました。なんせ私は暇を愛する人間であり、「働く」ということにネガティブなイメージがあったので、社会に出たくなかったのです。しかし、生きていけるお金もなく、現実的にとりあえず就職しようと考えました。
 
就活のいろはも知らない私でしたが、まず「東京 就活 無料」で検索しました。漠然と都会に出て就活するというイメージと自分の欲望をフルに生かしたいい検索ワードです。するとジョーカツというサービスがあり、無料ならばこういう集まりは苦手だが、とりあえずここに行こうと決めました。
 

※ジョーカツとは…地方の学生向けに都内で行っている就職イベントです。就活のいろはを学びながらいろんな企業と関わることができ、さらに無料で泊まれるというサービスです。そんなうまい話は詐欺に決まっていると思ったあなたは検索してみて下さい。そして、その疑う心を大切にしてくださいね。

 
結果として、ジョーカツでは就活の一つのやり方を示してもらえたと思っています。そして、後に自分が入社をする企業、パーツワンと出会うきっかけにもなりました。
 
 

出会い

ジョーカツというサービスでパーツワンと出会うのですが、当初出会った際のイメージは体育会系で怖い人たちでした。会社説明という名目でしたが、実際は学生に社会人とは何か、今後の人生を考えるきっかけとなってほしいというようなセミナーでした。私は、説明会よりは楽しいけど新興宗教チックで胡散臭いなぁという印象で、特に運命的なものは感じませんでした。
 
ただ、「自立には精神・経済・思考の3つある。」「まず、将来なりたい自分像やどのように人から覚えられたいのかを考える。」という言葉はなるへそ、と心に残っていました。
 
 

パーツワンでのインターン

夏から冬にかけては自分でもインターンや説明会に参加をしていました。社会人の方と話す機会があるのは楽しかったですが、どうもネット以上の情報を得られたインターンも少なかったですし、参加している周りのレベルもまちまちで、高い交通費を払ってまで参加する価値があるのかと多少疑問に思っていました。と同時に、自分が何をしたいのか、志望業界、就活の軸…等々、自分のことを上手に人に説明することの難しさを常々感じていました。
 
今振り返ってみると、自分の就活の中でパーツワンのインターンに参加した時がそれぞれの転換期になっていたと思います。パーツワンのインターンには夏と冬の計2回参加しましたが、とにかく大変で必死でした。夏・冬とも大きくやることに違いがあるわけではないのですが、やはり行く時期によって感じるものは違いました。
 
 

パーツワン夏の陣

9月の初めにパーツワンからインターンのお誘いがありました。初めての1day以外のインターンに不安と緊張を抱えながらいざ東京。
 
インターンでは、ビジネス用語の一つも知らなかった自分がそれを人に説明できるまで理解をし、それを用いて社会を紐解く…「知識を入れてすぐ使う作業」を求められました。また、実際に当時の長期インターン生の方々と議論をしていたのですが、これが驚きの連続でした。同年代のはずですが、とてもそうは思えない論理的で素早い議論…ただただついていくのに必死でした。
 
議題を自分の中で考えている間に、チームでは凄く議論が進んでいるんです。で、なるほど。議論は言葉のキャッチボールで作り上げていくのよね!と、自分も意見を発言しようとするのですが、ここで止まってしまいます。今自分がする発言っていったい議論の中のどこに該当するのか…前提の話なのか今話していることの補足なのか…そもそもこの意見って的外れ?という感じで、結局考えている間にもう議論は別の場所に…ということが多かったです。そこで、とりあえず思ったことを発言してみると、議論には参加できたのですが、それはここの意見かな、とか、それってどういうこと?と聞かれ議論を遅らせてしまいます。
 
それでもパーツワンの方々は自分が発言したことを無下にせず、その意見の意図を聞いてくれ、いいね!と反応してくれました。私は自分の意見を言ったり、人の話を聞くので精一杯で他人の意見に賛同したりそこから話を広げたりという気遣いを何もできなかったと気づかされました。完全におんぶにだっこ状態でした…
 
何も知らない、何もできない自分を知る辛さと、自分の存在や意見が邪魔なのではないかという不安があるのと同時に、同年代から受ける刺激とこの人たちと対等に物事を議論したいという好奇心が自分の頭を動かしていました。
 
この時に学んだのは「論理的に考えることの難しさ」と、「論理的に自分が詰められる怖さ」。そして、「議論を活性化させるいい質問と雰囲気づくりの難しさ」です。この夏の学びは、私の就活において大きな影響を与えました。このことを念頭に置きながら就活を行ったことで、よい時間を過ごせたと自負していますし、純粋に楽しくなりました。
 
 

パーツワン冬の陣

その後、パーツワンの方から二度目のインターンに誘っていただいた際は、正直前回の大変さから腰が引けたことを覚えています。しかし、夏から少しは成長した自分をパーツワンの方々に披露したい、辛いからこそ腕試しといくか、という気持ちがあり、自分に鞭を打ちもう一度挑戦しました。
変わらず自分の無力さを嘆きましたが、脳細胞がもぞもぞ一生懸命動く感覚が楽しかったとも言えます。
 
 

 

パーツワンという企業

この夏冬の陣で、胡散臭いと思っていたパーツワンの印象も変わりました。特に以下の二点が個人的に感じたパーツワンの特徴です。
 

・人間性や性格などがこれからの基盤になること。

彼らにとって社会人に大切なことはまず人間としての基礎でした。働くうえでのスキルや考えはその人の基盤があって初めて築かれるものだ、という考え方がとても強いです。
 
例えば、資格やスキルを持っているという事実よりも、技能を得るための継続的な努力ができることや他人のアドバイスも聞き入れる素直さがある、という部分に焦点を当てるということです。人の習慣や個性がその人の言動や結果に表れる…とも言いますよね。人の性格は大きく変化するものではないからこそ、起きるであろう結果を想像しやすくて、信用できるのです。
 
就活で特に目に見えてアピールできる部分がないと思っていた自分にとって、この考え方は聞こえの良いものでしたし、自分に自信が持てた一つの要因であったと思います。
そしてその考えは自分の就活を通して、どんどん身に染みていきます。
 

・論理的な話し方と考え方は必要である。

《論理的》。耳タコな単語ですが、どんなイメージを持っていますか?ビジネスに必要なスキルとよく聞きますね。
 
しかし私には、論理的な人は頭がいいけど怖くてキツいというイメージがありました。何かを相談しても、それはどうして?なんで?という風に最短ルートを通って心に侵入される気がして抵抗があり、防衛本能として怖いんです。自分も理屈っぽく話してしまうときもあれば、逆に感情的になってしまうときもありますが、論理と感情って相性が悪いと思っていました。
 
しかし、パーツワンを見て、論理的な考え方は優しさの一種だと考えるようになりました。誰にでもわかりやすく伝えることこそが論理的思考の最終目標です。確かに、自分が論理的に詰められることって怖いですし、身構えてしまいます。しかし、それは自身の中にある答えをより早く見つけやすくする手助けでもあるわけです。なので、本当は「論理的に話す人」が怖いのではなく、「感情を気にせず話してくる人」が怖いのです。
 
論理と感情は合わないのではなくむしろ共存すべきで、真の論理的思考には、感情と他人を思いやる気遣いや優しさが必要だということがパーツワンで感じた事でした。だからこそ、先に述べた人間としての土台もここに必要になってくるのだと思います。
 
実際にパーツワンの方に面談で悩み相談をした際も、少し聞いて欲しかっただけなのですが、どうしてそうなったんだろう、とか、相手の視点に立ってみるとどう見える、等々聞かれ、疲れるし身構えるな…とも思いましたが、終わった後にふと自分の脳内を見ると、散らかっていた私の悩みが少し整理されているんです。自分のペースに合わせてパーツワンの方が話してくれていたんだと思いました。夏インターンの議論でもそうでしたが、ただ論理的なだけではない「気遣い」が根底にあったのだと思います。
パーツワンの大切にしていることが「納得」出来た一つの理由です。
 
そんなパーツワンのインターンを終えて、僕の就活は終盤へと進んでいくことになります。
 

【ライター紹介】

岡本崇志 1997年生まれ、愛知県出身。金沢大学国際学類を卒業予定。
2019年に株式会社パーツワンのIgnite Weekへ参加し、2021年度からパーツワンに入社予定。趣味はアニメや映画の鑑賞、お風呂に入ること。ほぼ毎日昼寝をしている。

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