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先輩社員インタビュー

福原 亜門さん

部署名  / セールスエンジニア・ECサイト構築

1994年生まれ。東京大学卒業後、株式会社パーツワンへ入社。セールスエンジニアを担当し、ECサイトやシステム構築も兼任している。趣味はサウナと温泉めぐり。

一緒に働く仲間から見た福原亜門
・サウナをこよなく愛するパーツワンの頭脳
・気遣いの鬼
・パーツワンの超高性能外付けハードディスク!確かな記憶とユーモアで人からの尊敬を我が物に!
・人の感情を敏感にキャッチして自分の優しさを上乗せして相手に気持ちを伝えることのできる心優しき人

福原さんが、パーツワンに入社を決めた理由を教えてください。

私がパーツワンと出会ったのは、サマーインターンでした。当時、自分の中でやりたい事が明確では無かったですし、会社というものも分かっていませんでした。なので、実際に仕事をやってみて、仕事の中で感じた思いを深く考えてみる事が、自分が何をやりたいのかを知るために大切ではないかと思いました。
パーツワンは、一人一人を見て、その人の個性や良さを引き出そうとしてくれる印象があり、企業というよりは塾や道場のようなイメージでした。パーツワンでの仕事は、自動車リサイクル部品を扱うのですが、実際の業務はマーケティング的な考え方で行動することが多かったです。
大学では経済学を学んでいたのですが、大学で考えていた経済学の側面と、実際に触れてみて見えるビジネスの側面は少し違いがあり、その違いを自分で感じたときに面白さを感じました。自分が知っていると思っていたことに、新たな考え方が見えて、未だ知らない側面に触れたんです。昔からあった「知らないものを知る喜び」がここにはありました。
特に、パーツワンはどうしてその仕事をするのか、どこに向かっていくのかを考えて仕事をしていますし、全員がそれを考え、それぞれの考えを共有してくれるので、自分の中で知らない考え方を知ることができる環境でした。
今は4年経って、働くモチベーションは変化しています。後輩やインターン生の皆さんがパーツワンで一緒に仕事ができて良かったと思えるためにはどうすべきか…そんなことを考えて行動するのが今のモチベージョンになっています。

なるほど、ありがとうございます。
では、福原さんが今行っている業務を教えてください。

私が主に行っているのは、フロント業務というものです。  
フロント業務は、例えるならパーツドクターです。自動車のこれが壊れた、こういうような症状です、というお客様に対して、じゃあこのパーツが必要ですね、これも一緒の方がいいですよ、これなら明日配送が可能です…などなどそのお客様に合った処方箋を出すというイメージですね。使ってる車の状態、お客様の状況、ディーラさんの状況を、仮説を立てて話を聞きながら、適切な見積書を見極めてお客様に提示していきます。
スピード感としては、お医者さんみたいに、一人ずつ診察して、次の人どうぞーとはいきません…複数の案件を同時に処理しなければならない場合もあります。
電話でのお問い合わせとWEB上でのお問い合わせがありますが、どちらもかなりスピーディーな業務ですね。

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フロントのスピード感が凄く伝わりました。
福原さんは、分かりやすく説明することが得意だと思うのですが、何か気を付けていることはあるんでしょうか。

相手と話すときは、自分の話を人がすべて聞いてくれていると考えず、耳に残りやすいような会話の入り口をつくったりして、なるべく興味を持って聞いてもらえるように話すことは心がけています。
これは大学時代に中学生の塾講師をしていた経験から来ているのかもしれませんが、パーツワンに入って一層心掛けているところではあります。
そして、相手がどういう意図で発言したのかな、とか、今どう思っているのかな、と考えるようにしています。特にお客様やインターン生は、まだその人の人となりが分からない場合もあるので、注意して見るようにしています。これは自分だけではなくて、周りの社員全員が徹底しています。
パーツワンは狭い環境です。成長という点で見ると、経営を間近で見れたり、事業立ち上げに携われたりするので、いい機会がある環境です。しかし、何か課題を感じたり、つまづいた時に立ち上がる事が少し難しい環境である、と言い換えることもできると思います。だからこそ、一人一人を注意深く見ていく必要があるのです。

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秘訣は周りを見る優しさと観察眼なんですね。

自分の中で言語化することと、実際に相手にそれを話すこと…それは能力と、ある種の勇気みたいなことだと思います。
言語化とは、相手に言いくるめられたと感じさせる、という側面があると思います。
例えば、人に理解してもらう場合、私はよく例え話をします。
自動車部品の話はイメージがしづらいので、自動車部品の説明をする際は身近なものに例え、そしてもう一度現物に戻って説明をします。つまり、現物→例え→現物という形ですね。また、現物→例えで終わった方がいい場合もあります。この場合は完全には理解できていないかもしれませんが、50%ほどの理解はできます。まずはなんとなくの理解から始めた方が、考えやすいという人もいるので、これは人によって変えるべき部分です。
実は、僕自身あまり数学的な考え方が得意ではないんです。理論が分かっているというよりかは、具体例を考えて、そこから共通するものを見つけ、もう一度理論を見て初めて納得する、いわば帰納法的な考え方をします。
例えば、10から15の中にいくつの数字がありますか、という問題を考える場合、15-10+1という公式を覚えるのではなく、2から5の場合はどうだろう…というように他の具体例から答えを導き出すやり方をします。なので、いきなり100%理解するというよりは試行していく中で再確認することが多いんです。
直接問題の「根っこ」にアプローチするわけではなく、木全体を見て、目線を下げていって初めて根っこが見える…そして、もう一度その木の全体像を見直す…という流れですね。

また、課題を指摘する場合は、その人の思考の癖を考えます。 
大体の人が抱える課題は、私や他の人も同じように悩んだことが多いです。なので、これはダメだという事実を教えるよりも、なぜそうなったのかを一緒に考える…思考を並走していくことがとても大切だと思います。
インターン生は20歳前後の自分の考えがある人達です。だからこそ、何かのミスもその人なりに考えて行動した結果です。それに対して否定するのではなく、その人の考え方の流れに寄り添うことで的確な指摘やアドバイスをすることができます。もちろん、ダメなことはダメなのでそれを伝えるのは大切ですが、それ以上により良い関係性を継続させるためのアフターケアが大切だと考えています。
私も含め、パーツワンで働く理由って人だと思うんです。せっかくここを選んだなら、どこかで後悔することがあったとしても、ここで一緒に仕事をしてきてよかったと思ってほしいじゃないですか。
制度等だけではない、皆が働きやすい環境を提供できるように行動することで、面白さや充実感、やりがいを得られると考えています。

一緒に働く環境を楽しく…そんな企業づくりへの熱意が伝わってきます!
福原さんは中間管理職的な立場だと思いますが、どのようなことを気を付けているのでしょうか。

私の役割は、長倉社長のフォローだと思っています。
長倉社長は、パーツワンの代表として強いメッセージを発する必要があります。しかし、人によっては長倉社長が思っていることと、自分の中の認識がズレることがあります。これは誰でも起こることですよね。
例えば、食事の際に好きなものから食べるタイプと、好きなものを取っておくタイプがいます。これって真逆のように思えますが、好きなもの一番美味しく食べたい!という思いは一致しているんですよ。そこが根っこであり、二人の考えの中心にあるものです。
このように、同じ思いを抱いていたとしても真逆の立場になってしまうことはあります。私の役割は、そこでフォローを入れることです。その人の理解を助けるフォローと、先にも述べたような感情面のフォローですよね。それができたらいいなと思っています。
結局、人が働く理由はヒトだと思います。お金も、自分という人間が正当に評価されているか、という事だと思うんです。会社を続ける理由も、やめる理由も、感情によるところがほとんどだと思います。なので、感情をフォローしていくんです。

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福原さんの優しさと、人のことを本人以上に考えるパーツワンの良さがよくわかります。
福原さんが持つ未知への知識欲はどこからきているのでしょうか。

私は、1日進むことはただの24時間ではなく、77億人が動いている24時間だと思うんです。そう考えると、文明ってどんどん進みそうじゃないですか!?そんな中で、少しでもわかることを増やしていきたい…という思いから「知りたい」という欲求が来ているんだと思います。
また、自分が過去にカッコいいと思った人は先生が多かったんです。何か自分の中で考えをもって、自分なりの思考回路から自分の解釈を持てる…そんなところが憧れでした。
パーツワンの中でも今自分がやっていることを教えることに知識が必要ですし、必要な時に自分の中に参照出来る知識を持っておくことがテーマの一つですね。
最近では、パーツワンにいる中で社会保険労務士を勉強し、取得しました。今も、中小企業診断士、会社法の知識なんかを勉強しています。これも、働く環境をより良くすることにつながると思います。

ありがとうございます。
最後に、福原さんの仕事への向き合い方を教えてください。

仕事で大切なことは、このインタビューのように相手の期待を超えることだと思います。
特に、パーツワンはこれから自動車リサイクル業界にイノベーションを起こすために、事業を段階的に拡大します。同じく業界を支えるパートナー企業と、より良い連携を取っていくためにコンサルティング業務にも着手していきます。
私が今考えていることは、一緒に働く皆が面白く働くことが出来る職場作りなど、社内に向けられるものも多いですが、これからは社外という私たちとは違う考え方や文化を持った人たちとも多く関わります。この時に気を付けなければならないのは、自分たちの当たり前が通じない場合や考え方が全く違う場合もあるということを忘れないことです。
しかし、相手の会社のことを相手以上に考えたり、会社の考えに併走しながら最適な答えを模索するという根本は変わりません。そして、私やパーツワンが関わることで、いろんな考えが混じり、知る喜びを仕事で伝えられたらいいとも思っています。
違う価値観や考え方を自分の中に取り入れて、知らなかった側面を知る…これは私が常に持つ面白さの基準ですが、社内だけでなく、これからは社外にもその面白さが広がっていくことは個人的にとても楽しみです。
そして、その広がった先には、パーツワンの目標に近づくとともに、一緒に働く仲間やパーツワンに関わった人たちが働く面白さを感じる…そんな未来を考えています。

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