7月3日(水)18:00~より長期インターン候補生向けの会社説明会を行いました。
今回はなぜ10人程度の会社であるパーツワンが長期インターンや新卒採用に力を入れているのかレポートします。
会社のフィロソフィー×メンバー
2年ほど前にこんな議論を社内で行いました。「パーツワンって言葉で表すとどんな会社なんだろう」について1日かけて皆でブレストしながら、3つのキーワードにパーツワンイズムを集約しました。それは愛情、個性、プロ意識です。誰もが普段から持っていた感覚を言語化したらこのような言葉になりました。つまり、これからパーツワンが成長する中で、どんな規模、組織、事業になろうとも変わることのない普遍的なISMになるということです。
例えば、愛情とは何か。一言でいうと他人への気遣いです。利害関係のない人たちでも関わる人たちには無償の愛をもって接することがパーツワン流です。具体的に挙げるとすれば、会社に来客があればウェルカムボードを書いて出します。イメージしやすいのはカフェ店の前に出してある本日のおすすめやメニューが書いてあるボードですね。初めて来てくださった方や普段から付き合いのある人たちに少しでも温かい気持ちになってほしいと思いながらウェルカムボードを書いています。
普段、私たちはお客様とコミュニケーションを取りながら業務を行っています。そのやり取りの中で言葉にはしていないが、相手の様子からいつもと違う雰囲気を感じることがあります。例えば、いつもより焦っていたり、急いでいる方がいるとします。そういう方は店舗に来客がおり、すぐにパーツワンから見積もりが欲しいという方もいます。
普段から他人に対して、些細な変化にも気づく力というのは日常的に当たり前の習慣から積み重なっていくものだと思います。
だからこそ、パーツワンが描くビジョンに向かって進むためにどんな人と働くかが重要になります。
長期インターンとは会社によって定義が異なりますが、パーツワンの定義は学生にも社会人同様に接していき、最低6ヶ月以上勤務してもらうことで社会で通用するような人間性を育む姿勢で捉えています。最終的にはインターン生から社員として入社してもらうことまで視野に入れています。
なので、普段から会社基準でインターン生たちとは接していきますので、求められる言動や行動の基準は高いです。そういう環境の中で挑戦したい、頑張りたいという意思を持った人がパーツワンのインターン生として頑張っています。
私たちが一緒に働きたいメンバー
先程パーツワンISMでも説明した通りですが、私たちの在り方やこれから進むべく方向、文化にまず共感していただくことが前提です。その中で一つ挙げるとすれば、自分の考えを発信できることは大きな要因となります。パーツワンが普段から大事にしていることは、目に見えにくいイメージを言語化することや自分が理解している価値や文化を相手にも理解してもらう伝える力です。
当日の様子
私たちが発信している内容に興味を持って参加してくれた学生はほとんど長期インターンの経験がなく、参加してくれた動機として将来に向けて社会に出る前の準備や経験、パーツワンのビジョンで掲げる持続性高い社会やサーキュラーエコノミーに共感してくれた、など様々な理由で来てくれました。
当日は主に2つの内容で話を行いました。
・事業
-弊社が提唱する循環型経済モデル(サーキュラーエコノミー)がなぜこれから必要不可欠になるのか
-自動車のアフターマーケット(リサイクルパーツ)で独自のポジショニング化が図れている理由
-これからの中・長期戦略について
・人材育成
-パーツワン=人で構成される意義、こだわる理由
-本当の成長とは?成長加速度が高まる人材とは?
-共に働きたい人とはどんな要素を持った人か
説明会を終えて、学生からこんな感想が上がってきました。
・明治大学3年生 Wさん
車について詳しいわけではなかったですが、今日の説明を聞き、挑戦してみたいと思いました。
周りの大学内での学生は、SDGsの認知もCSRの認知もないので、貴社の環境への取り組みをもっと広げていける活動をしてみたいと思いました。
・東京国際大学3年生 Hさん
業界・業態について深く理解することができた。循環型経済モデルが今後の日本や世界の主となりそう、なっていくんだと感じ、それを業界内で後発的な企業であるパーツワンが取り組んでいることにびっくりした。人材育成の面で人間性、在り方が土台となってピラミッドができるというのはなかなか意識しても改善しにくいので、自分自身今日から少しでも意識を変えていきたい。
説明会を通じて、パーツワンのビジョンや事業の想いなどに共感してくれ、自己成長の環境にマッチしていると思ってくれた人は本選考に進んでいきます。
人の成長が最大の経営戦略。これは常に変わらぬ考えです。
今は仕上がったビジネスモデルに人を配置し生産効率を追求する会社が多いですが、パーツワンは各個人が持つ能力や組織としての一体感を重視しています。
お互いを尊重しているからこそ本音で指摘し、本音で語る。
パーツワンの文化はこれからも変わることなく突き進んでいきます。