MENU

逆選考

ホーム > 採用情報 > 逆選考

就職活動における型破りな視点“逆選考”で人の三歩先を行く

逆選考という概念と習得までのステップ

幻冬舎メディアコンサルティングより

熱狂できる仕事と出会う「逆選考」就活ガイド

受け身で「選ばれる側」から主体的に「選ぶ側」へ

「個性と感性が活かせる自分にぴったりな仕事に就きたい。」
誰もがそんな願いを抱き就職活動を行いますが、新規大卒就職者の離職率は32.2%(2016年3月卒)。
胸を躍らせて新たな仕事を始めた就職者の3人に1人は、何らかの理由で3年以内に会社を辞めているのです。そんな日本の就職活動に一石を投じるのが”逆選考”という全く新しい価値観。本書では逆選考の概念から逆選考を行うためのノウハウまで、企業側からの視点を交えて丁寧に解説しています。

【書籍名】:「熱狂できる仕事と出会う「逆選考」就活ガイド」
【出版社】:幻冬舎メディアコンサルティング
【価格】:1,200円(税抜)

概要

逆選考とは、「就活生側が自らの考えと意思を持ち、選ばれる側では無く、 選ぶ側となって働く企業を積極的に選考する」ことを指す概念です。

現在日本では、リクルーティング企業(求人広告・人材紹介企業)が運営するインターネット上のサービスを介して 就活生が各社にエントリーしていくという企業主導の就職活動が主流です。 しかし、何事も他人から指示されて動くと単なる“作業”に陥りがち。 逆選考は企業主導の就職活動に真っ向から対抗し、単なる内定ではなく、精神的な豊かさを与えて 人生を充実させてくれる仕事を自らの意思で手に入れていこうとするポジティブな姿勢です。

企業主導の就職活動では、働く場所を決めてから就職活動することが求められ、 その中で「どこでどんな仕事がしたいのか」自己分析をしていきます。 逆選考は企業主導の就職活動と相対する立場であり、そのプロセスも反対方向を向いています。 生き方、働き方、働く場所という順に働く企業を決めていくのです。

逆選考の出発点は自身と向き合い“生き方”を決めること。 生き方を決める際にはまず、「どんな“人間性”を帯びた人間になりたいのか?」という 自問自答をすることが重要です。 生き方に直接関わる自らが理想とする“人間性”を発見することが出来れば、 既に逆選考の一歩を踏み出しています。

7つのビジネスマインドセット

逆選考(=就活生側が自らの考えと意思を持ち、選ばれる側では無く、選ぶ側となって働く企業を積極的に選考すること)を行うには準備が必要です。マネジメントで有名なドラッガーは「企業をはじめとするあらゆる組織が社会の機関である」と企業を位置付けています。企業はそれぞれが使命を持って変化する組織であり、ともすれば人材採用は使命を達成するための戦略。新卒採用では将来的に自社により利益をもたらすことのできる人は誰か見極めるため、多角的な視点から選考を行っています。 社会人として社会で活躍していくために必要なマインドを理解して初めて、逆選考を行うことが出来る資質を手にしたと言えます。

「社会で働く」とはどういうことか
使命感を持つことが社会で確信を持ちながら働くことに繋がる

「どんな社会人になりたいか」を考える
「どんな人間になりたいか」ではなく、「(他者から)何で覚えられたいか」を考える

「プロフェッショナル」を目指す
生き方、働き方、働く場所に一本筋が通っているのがプロ

「三つの自立」を果たす
自立には、経済的な自立、知的な自立、精神的な自立という三つがある

「社会で必要とされる人」になる
思考の質と他者の考えを取り入れる柔軟性、すぐに結果が出ないことに対して地道に努力を続けられる継続力、これらが社会で必要とされる人の三つの条件

「リーダーシップ」を身につける
肩書で人を従わせるのでは無く、周囲を束ねる人間性や能力を有しており、人が自然と付いてくるのが真のリーダーシップ

人材から「人財」へ
「人材」=これから伸びる人/「人財」=財をもたらす人/「人在」=いるだけの人/「人罪」=脚を引っ張る人 目指すのは人材と人財が協力し合いながら、成長を続ける組織。

逆選考を行うために必要な7つのマインドセット

キャリアデザイン確立への3ステップ

01
「どんな“人間性”を帯びた人間になりたいのか?」を考える
生き方に直接関わるのは“人間性”。
「30歳までに1,000万円を稼ぐ人になりたい」といった即物的なものではなく、人間性や人格に着目して、「どんな困難でも乗り越えられる心の強さを持つ人」といった自分の精神的な価値観を発見することが自分の生き方を見つける方法です。
02
「目的と目標の違い」を見極める
目的は遠くにあるゴールであり、目標はそこに至るまでに達成するべきステップのようなもの。 人間の人生は俯瞰すると森のような広がりと深さがあり、それぞれにふさわしい生き方やキャリアデザインが見つかりますが、就職(働く場所)という1本の木しか見えなくなると、深い森の中で進む道を誤ってしまう恐れがあります。 また、イメージしやすい言葉で表現すること、専門用語や数字をできるだけ使わないことの二点に注意することで目的と目標を叶えるプロセスが明確になります。
03
「自分にとって良い会社」とは何かを考える
社会性のあるビジョンがあり、そのビジョンに沿って現場社員から経営トップまでが一丸となって働き、利益を上げ続けている。これは、「良い会社」が最低限満たしている条件です。さらに自分の理想とする人間性や目的を会社のビジョンと照らし合わして、共感することが出来れば、「自分にとって良い会社」と言えるでしょう。

提言「逆選考を手に入れるセルフイノベーション」

逆選考を行うためには既存の価値観から脱却し、新しい価値観を身に付ける必要があります。

【既存の価値観の一例】
・就職活動は業種業態から企業を選ばなければならないという考え
・自分は自己分析が出来ているという勘違い
・大きな会社=安定という考え
・会社名と商品名が一致している会社=良い会社という考え
・人と関わる仕事がしたいという安易な志望動機


毎年6月に会社説明会が始まり、採用されたら翌年4月から一斉に働き始めるという新卒一括採用は日本独自のものです。 日本に居るとこれが普通だと感じてしまいますが、これは世界のグローバルスタンダードからは大きく外れたシステムです。 アメリカ企業の多くは通年採用であり、ポジションに空きが出たタイミングで人材採用を行います。 転職が日常茶飯事のアメリカ企業が求めるのは専門的な学力や実務経験、人間性、リーダーシップを備えた即戦力のある人材です。

日本ではこれまで経団連が主体となり、新卒一括採用を推進してきました。 しかし、決められた期日に従わず採用活動を行う企業が後を絶たず、 経団連は2021年以降、就活ルールの廃止を決めました。 今後は政府が就活ルールを作っていくのでしょう。 新しいルールが浸透するには時間を要しますし、実際にそれが正しく機能するかも不明確です。 先行き不透明な現状でも自分の理想とする人生を送るためには、自分とよく向き合い、 必要に応じて柔軟に価値観を変更していくことが不可欠です。 幸いにも、現在は就活生優位の〝売り手市場〟になっており、 逆選考を行う土台は整っています。 ただ、パーツワンでも学生が逆選考を行う資質を身につけられるよう、 インターンシップ採用の一環としてオリジナルの講座を実施していますが、 多くの学生はこの講座の段階でマインドチェンジ出来ず、 最終選考であるプレゼンテーションを行う前に脱落してしまうのが現状です。 逆選考を行う資質を手にするには、20年間培ってきた自身の考え方を大きくチェンジする勇気が必要なのです。

著者

著者近影

長倉 達也 ながくら たつや

株式会社パーツワン 代表取締役。1973年、東京都生まれ。自動車専門学校を卒業後、 事故車の修理を行う自動車鈑金業の会社に入社。その後、フルコミッション制の営業職や大手商社の新規事業開発職を経て、2009年11月、自動車のリサイクル・リビルト部品を全国の自動車整備工場や鈑金工場に販売する、株式会社パーツワンを設立。「車が壊れたとき、誰もが当たり前のようにリサイクルパーツを使える社会」の実現を目指し、停滞した業界に革新を起こすべく、積極的に新卒採用を行っている。とくに独自の発想で設計したインターンシップは、仕事の基礎から生き方まで学べる「人生が変わるインターン」として学生の間で話題。

採用・インターンの
お問い合わせContact

株式会社パーツワンでは熱意とチャレンジ精神のある新卒、インターンシップ生を募集しています。
ご希望の方は、下記の電話番号、もしくはお問い合わせフォームよりご連絡下さい。

03-3463-2065

受付 9:00~18:00(平日・土曜)日曜・祝日休み