株式会社パーツワンにはパーツワン流の朝のミーティングがあります。他の会社では見ることの出来ないようなコンテンツもあります。そんなパーツワン流の朝のミーティングについてお話しすることが出来ればと思います。
本日の予定確認
パーツワンの朝のミーティングはその日の予定確認から始まります。各部門のその日の予定や月の予定等を全体で共有します。意見を共有することで、会社の業務の全体像を把握することにも繋がっていきます。
モレやダブりのない仕事をしていくことに繋がりますし、優先順位をつけるためにも必須です。こちらに関しては一般的な会社の朝のミーティングでも行われていると思います。ここからはパーツワン流の朝のミーティングを紹介していきたいと思います。
朝の一分間スピーチ
パーツワンには朝の一分間スピーチというものがあります。この一分間スピーチで何をするのかというと、様々なテーマについて意見を述べるというものです。テーマは多岐に渡っています。
例えば、「最近気になっているニュースは何か?」や「今、自分が熱中しているものは何か?」などです。一分間という時間でコンパクトにまとめ、相手に伝わるように話すというのは意外と難しいものです。
限られた時間内でコンパクトにコンテンツをまとめ、伝えるという一分間スピーチを通じて、思考整理力を養うことができます。また、社員同士のコミュニケーションの場にもなり、意見の共有をすることができます。
朝のディスカッション
最近、活発に行われているのがディスカッションです。制限時間がおよそ30分という中でグループを作り、テーマの要旨をまとめ、分析・考察をし、今後の流れ等を予測して発表します。
限られた時間の中で物事を理解し、それがどのような構造になっているのか、背景にどういったものがあるのか等を考えていきます。そして、最後はまとめて発表するのですが、この一連の作業はビジネススキルを鍛えるためにはもってこいだと思います。
ビジネスの世界では納期などの時間制限があります。その中で、自分の力をフル活用していく必要があります。このディスカッションは制限時間がおよそ30分と決まっていて非常にハードです。スピード感を持ったビジネストレーニングをすることが出来るので、非常に有意義なものだと思います。
また、テーマの要旨を理解するためには全体を把握して、どのような構造になっているかを把握する必要があります。言い換えるならば、そのテーマの本質を掴む必要があります。それが要旨まとめだからです。本質的理解力を養うためにも非常に役立つといえます。
それだけではなく、分析や考察もしていくので様々な観点を持たなければなりません。視野を広げ、可能性のドアを開けていく必要があります。多角的な観点を持つためにも良いトレーニングとなります。
最終的には、それらを順序立てて論理的に発表していきます。どのように着地してアウトプットしていくのかをイメージし、まとめていきます。発表に一貫性を持たせるために論理的に破綻していないか、モレやダブりはないかを確認します。社内での「ほう・れん・そう」をするために必要でわかりやすく伝えるということにも繋がっていくと思います。
まとめ
パーツワン流の朝のミーティングは一般的な予定確認や報告のみならず、一分間スピーチやディスカッションも盛り込んでいます。一見すると、時間がもったいないのではと思ってしまうかもしれません。しかし、スピーチ、ディスカッションともに意味があるのです。
社内のコミュニケーションツールにもなり、それぞれの意見や考え方を社内共有することが出来ます。それだけではなく、ある種の教育ツールとしても機能しております。ビジネスマンとして必要な時間の感覚、本質的な理解力、構造把握力、論理的思考力などです。
今後も引き続き行っていきたいと思います。